ECL引き出し装置設置とBelle2アンカーホール固定作業

belle1704f.jpg
今日は昨日の続きのECL引き出し装置の設置と20日に失敗したBelle2固定作業のやり直しの二つの作業が同時に走る。
引き出し装置の方は昨日入らなかった穴を広げてもらい(左上)、再挑戦したところ無事すべてネジが入った。右上の写真は引き出し装置を目一杯下げたところ。5cm位はみ出して後ろに下げられるようになった。この5cmがどのくらい大事かはこの写真を見ればわかる。この時は本当にギリギリで擦りながらだったので、この5cmで少しはましになることを期待する。
引き出し装置がついたので足場の方針を話し合って作業してもらっている間にモルタル打ちの方を見る。
前回の失敗はモルタルの粘性が高いのと、モルタルを運ぶチューブが細く弱かったのが相まって、抵抗が高まりモルタルがうまく流れなかったのが原因。今回はモルタルを粘性が低いものに変え固まるのに時間がかかるだけで強度は変わらない)、配管を頑丈なものにしてもっと圧力をかけても大丈夫なようにした。写真左中が新しい配管でより高圧に耐えられるもので先端は金属管になっている。右中はそれを設置したところ。開放されている側にポンプからの管を接続する。
いつものようにモルタルが規程の粘性で練れているのを確認したのち打設開始。穴は隠れて見えないので、鏡とファイバースコープを使って確認するのだが、確認するまでもなくボタボタとモルタルが流れ落ちる音が聞こえてきたので一安心。左下の写真はファイバースコープに映ったモルタルが流れている様子。モルタルには粘性があるので上面は水平にはならないが管の出口の側があふれそうになるくらい入れると反対側が2-3cm下になるという感じ。
一旦練り始めると休めないので4箇所続けて打設。1時間とかからず作業終了。
足場の方は順調に作業が進み右下のように立派な作業環境が作られた。
これで、今回の私の出番は終わり。
明日からは磁場測定装置の設置作業を見物させてもらう。

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プロフィール

light higgs

Author:light higgs
KEK(高エネルギー加速器研究機構)@つくば市でBelle2という実験をやっている。
自称『日本最低の物理屋』。
『円眞堂』(えんしんどう、本当は圓眞堂)は父の屋号です。写真のぬいぐるみについてはこのエントリ参照のこと
中村円眞堂@instagram

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