測定器開発優秀修士論文賞2017最終選考会議

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一次審査から7編の論文が二次選考に残り、9人の審査員で審査していた論文賞だが、1日に採点を締め切り今日最終選考会が行われた。
私は幹事なので審査員の皆さんの採点を集計して、選考の資料を作る。一応我々は物理屋なので、採点者の点数のバイアスや得点のばらつき具合を補正するよう統計処理をしたりもするのだが、そういうことをしなくても良いくらい、審査員間の点数のcorrelationも良く、特に問題なくすんなりと受賞論文が決まった。
昨年は私の採点とほかの審査員の先生の採点が全然違って愕然としたのだが、今年はそういうこともなく、安心した。
今回受賞された二編はどちらも、実験グループで使う検出器の一部分の開発で、それほど新しい検出器ではないのだが、緻密に研究されていて、論文としての完成度が高かった。
二次に残った論文の中には新しいアイディアに基づいた興味深い論文もあったのだが、新しさゆえにか、今一つ本質的理解ができていないようで、受賞には至らなかった。
今発表の準備をしているところで、連休明けには発表される予定となっている。

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light higgs

Author:light higgs
KEK(高エネルギー加速器研究機構)@つくば市でBelle2という実験をやっている。
自称『日本最低の物理屋』。
『円眞堂』(えんしんどう、本当は圓眞堂)は父の屋号です。写真のぬいぐるみについてはこのエントリ参照のこと
中村円眞堂@instagram

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