下呂温泉
下呂温泉から帰って来た。私はそれ程温泉好きというわけではないが、一応温泉地に来たら楽しみたいとは思う。下呂温泉は涌出量の低下もあってか源泉は集中管理されている。狭い街を歩いていると4箇所に温泉タンクがあり、そこから供給されている。だから、基本的にどの風呂に入っても基本的には同じ湯が使われているのだろう。ちなみにタンクの場所や配管は温泉に張り出してあり、情報公開が徹底されている。
今回は泊まっていた旅館の風呂と、合掌村付近の立ち寄り湯に入ったのだが、湯の感じは同じ湯を使っているとは思えない程違う。前者は大型の旅館、後者はブティーク的な旅館と言うことで、湯を使う贅沢さが違うんだろうと思う。
泊まった旅館への湯の供給量は50L/min。家庭用の洗濯機が50-60L位で、2-3分で一杯になるんではないだろうか?それと比べてみればいかに供給量が少ないかがわかる。大型旅館で源泉かけ流しとかはありえない話だろう。
と言うわけで大型の旅館に泊まって湯に不満があったら、小さめの旅館に入りに行くといいと思う。