CsI(Pure)結晶研磨
昨年度に浜ホトから買った結晶は長さ方向に光量が減衰していた。納品された結晶は側面が研磨されていなかったのでそれが原因なのではないかと思い、応用光研にお願いしてちょっと高かったが研磨してもらった。結晶のクォリティーが余り良くなくて、いたるところにひびが入っているので磨くと割れるかもしれないと言われたが無事返って来た。
実のところ学会前に届いていたのだが、測定をしていなかったのを思い出して今日やってきた。結晶はぴかぴかに磨かれていて透明度はかなり違う。写真に撮るとわかり難いのだが、フラッシュを焚いて撮ったので違いがわかると思う。右が磨かれた結晶。
いつものようにチェッキングソースをあてて波形を採る。Data takin中にオシロの波形を見た感じでは光量自体はあまり変わっていないようだ。データは解析中だが、長さ方向の非一様性は解消されるだろうか?