A. Gorlatch ピアノリサイタル

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El Bachaとセットで買ったゴルラッチのコンサートに行ってきた。一階の最後部のB席で2000円。客の入りはエルバシャと同じか少し少ない位で多分300人位だろう。1500円にダンピングした効果は余り無かったようだ。

プログラムはショパンの年ということもあってオールショパンで、
Op.69-2 Waltz No.10
Op.18 Waltz No.1
Op.60 Barcarolle
Op.61 Polonaise-Fantasie
--- Intermission ---
Op.67 4 Mazurkas
Op.68 4 Mazurkas
Op.38 Ballade No.2
Op.31 Scherzo No.2
--- Encores ---
Op.10-4 Etude
R.Schumann Op.12-4 Fantasiestuck - Traumes Wirren

若干つまらないプログラムだ。遺作のワルツやマズルカをどうしてわざわざ選んだんだろう?それに、短すぎると思う。普通に弾いたら1時間位しかかからない。

ゴルラッチさんは浜松のチャンピオン。その前がショパンコンクールに勝ったブレハッチ、その前がガヴリリュクだから、当然外れは無いだろうと期待していった。
初めて聞いたのだが、指回りも良くて、メカニックは問題なし。弱音が綺麗で絶対に激しく鳴らしたりしない。繊細で少し線が細い感じか。表現は結構つける方で、テンポの揺れは大きめ。その、ゆれる感じが私の好みとは残念ながら外れている感じで、特に全ての曲のスローパートで結構違和感が有り残念だった。このへんは好みの問題なので仕方ない。舟歌なんかもテンポのゆれのフェーズが終始ずれている感じだった。本割り最後の二曲は素晴らしくて、特にバラードの最後の畳み掛けるところがかなりのスピードだったのに全く乱れなくて、さすがと感心した。多分今のエルバシャさんでは、もう歳だからこうはいかないだろう。
せっかく、このメカニックだし、練習曲のCDも出してるんだから Mazurka の代わりに練習曲だったら良かったのにと思っていたら、アンコールで一曲弾いてくれて、これもまた素晴らしかった。それだけにプログラムが残念だった。

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プロフィール

light higgs

Author:light higgs
KEK(高エネルギー加速器研究機構)@つくば市でBelle2という実験をやっている。
自称『日本最低の物理屋』。
『円眞堂』(えんしんどう、本当は圓眞堂)は父の屋号です。写真のぬいぐるみについてはこのエントリ参照のこと

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